予防治療
Prevention
予防治療の重要性
Importance
虫歯や歯周病を防ぐためには、予防治療を継続いただくことが大切です。当院では数値目標を掲げ、患者さんの将来を見据えた健康管理を行なっています。
- くまさか歯科 2030年計画 数値目標
- 【目標1】5歳児でカリエスフリー90%以上を実現する
- 【目標2】12歳児でカリエスフリー90%以上を実現する
- 【目標3】20歳成人でカリエスフリー90%以上・歯周病のない状態を実現する
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【目標4】新たな虫歯・歯周病の発症をコントロールし、70歳時の平均欠損歯数を5歯以下にする
※カリエスフリーとは、虫歯および治療済みの歯が1本もない状態をいいます。
上記目標値は、1998年に日本ヘルスケア歯科研究会で設立されたものです。私たちも当初の目標としてこの数値目標を掲げ頑張ってきたつもりだったのですが、2020年までに達成するのは不可能だろうと言うシミュレーションが成り立ってしまいました。残念ですが、これを新たな糧にして期間を2030年までに延長し、具体的数値目標達成に向けて頑張ってきたいと考えています。
現在、私たちの医院スタッフは、諸般の事情でヘルスケア研究会を退会しています。しかし、当時イニシアチブを持って牽引して下さっていた先生方の意志は引き継ぎ、独自のリコール、メンテナンスで将来を見据えた健康管理を続けて生きたいと、スタッフ一同考えています。
当院の予防治療の特長
Features
歯周病管理
歯周病の直接的な原因は、歯と歯肉の溝に溜まる歯垢(プラーク)です。歯垢は細菌の塊で、歯磨きなどのケアが行き届かないことで溜まっていきます。歯周病の予防や再発防止のためには、毎日の歯磨きを基本として、定期的に検査・クリーニングを受けることが大切です。歯磨き指導や生活習慣の改善提案なども行ないます。
虫歯の長期管理
虫歯治療が完了しても、歯磨きなどのセルフケアが不十分な場合や食生活に問題がある場合などは、再発したり新たな虫歯ができたりすることがあります。くまさか歯科では、虫歯になった箇所を治療して元の機能に近づけるだけでなく、根本的な原因を究明し、虫歯のない健康なお口を維持できるように長期管理を行ないます。
赤ちゃん歯科(生後1ヶ月〜2歳が対象)
Baby Dental
お口の発達の土台は0歳から。実際に赤ちゃん子育て中のママが担当します!
長い人生を健康に、元気に生きていくには低月齢・低年齢からの関わりがとても大切。身体の正しい発達が、健康なお口をつくります。
毎月開催しておりますので、1人で抱えず、ぜひお気軽にご相談ください。
お口の中・歯のこと
歯が生えてきた/生えてこない 歯磨きの仕方 歯磨きを嫌がる 歯と歯の間に隙間がない 歯の着色があるかも 指しゃぶりやおしゃぶり お口があいている 噛み合わせが気になる よだれが多い などなど
たべる・飲むこと
母乳/ミルクの飲ませ方 離乳食の進め方 栄養について 食具の選び方 椅子やテーブルについて
からだ
ねんねについて 寝相がきになる いびき 鼻詰まり よく転ぶ アレルギー体質 抱っこの仕方 ハイハイやずり這いについて
ご来院いただいた方には、専門のDrが作成した資料もお渡ししています。
今月の赤ちゃん歯科は以下の日程で開催いたします。
参加をご希望の方はお気軽にご相談ください。
-1歳からのマタニティ歯科
お腹の中にいるときから、ママと赤ちゃんはつながっています。妊娠中に大切なお口の中の管理方法や、姿勢、栄養のお話などをさせていただいています。これから生まれる赤ちゃんのために、ママが健康なお口であることもとても大切です。
メンテナンスについて
About Maintenance
歯の健康を維持するためには、メンテナンスを継続いただくことが重要です。メンテナンスは「セルフケア」と「プロフェッショナルケア」の2本柱となっています。
セルフケアでは、患者さんがご自宅で行なう毎日の歯磨きで丁寧に歯垢を落としていただき、食生活の見直しなども行ないながら、プラークコントロールを継続することが大切です。
また、プロフェッショナルケアは、歯科医師・歯科衛生士が行なうケアを指します。セルフケアでは取り除けない歯垢・歯石・バイオフィルムなどを、専用の器具・薬剤を使ってクリーニングしていきます。
虫歯や歯周病のない健康なお口を実現するまでに、長い期間がかかる場合もあります。それでも頑張って予防治療に取り組む患者さんのために、私たちも全力で応えていきます。
予防治療の費用について
Price
ほぼ全ての治療が保険適用となります。